第3回全国家族調査 (NFRJ08) 刊行物

報告書については、このページよりPDFファイルをダウンロードできます (調査票や再録論文をのぞく)。 印刷版の入手を希望されるかたは、NFRJ 事務局までご連絡ください。

目次

第1次報告書

日本家族社会学会 全国家族調査委員会 (2010年4月)『第3回家族についての全国調査 (NFRJ08) 第一次報告書』日本家族社会学会 全国家族調査委員会.

[所蔵図書館 (NCID=BB02272294)]

訂正とお詫び

報告書編集時のミスのため、巻末の「調査票」部分に、つぎの重大な誤りがありました。
お詫びして訂正いたします。

  • 「壮年者用調査票」の扉の年齢層の表示が「28~47歳」になっています。
    → 正しくは「48~62歳」です。
  • 「高齢者用調査票」の扉の年齢層の表示が「28~47歳」になっています。
    → 正しくは「63~72歳」です。
  • 「高齢者用調査票」の内容がまちがっています (あやまって壮年者用調査票を掲載しました)。
    → 高齢者用調査票については、第3回全国家族調査 (NFRJ08) 調査票 ページ掲載のPDFファイルをごらんください。

また、35ページ掲載のDID(人口集中地区)変数の表にも誤りがあります。これは、報告書刊行後のクリーニングで、入力されているデータが誤っていることが判明し、データを修正したものです。正しい数値については 正誤表 (2010.7.1 現在:PDFファイル 82 kb) をごらんください。

第1次報告書 PDFファイル

[正誤表 (2010.7.1 現在:PDFファイル 82 kb)]

第1次報告書 目次

まえがき

まえがき (嶋崎 尚子) pp. 3-4

I. 調査のねらいとデザイン

1. 「第3回家族についての全国調査 (NFRJ08)」の意義と経過 (稲葉 昭英) pp. 7-12

2. 調査票の構造 (嶋崎 尚子・田中 慶子) pp. 13-20

3. サンプリングとデータの基本特性 (田中 重人) pp. 21-30

II. 調査結果の概要

4. 対象者の基本特性と世帯の情報 (永井 暁子) pp. 33-47

5. 離家と就業 (鈴木 富美子・西野 理子) pp. 49-59

6. 家族キャリア (澤口 恵一・品田 知美) pp. 61-77

7. 夫婦関係 (土倉 玲子) pp. 79-88

8. 家族に関する意識 (島 直子) pp. 89-93

9. 健康状態 (西村 純子) pp. 95-102

10. 子との関係 (田渕 六郎・筒井 淳也・松信 ひろみ) pp. 103-136

11. 妊娠・出産と就業 (福田 亘孝) pp. 137-141

12. 親との関係 (金 貞任) pp. 143-159

13. きょうだいとの関係 (保田 時男) pp. 161-180

14. 義親との関係 (施 利平) pp. 181-191

15. 援助ネットワーク (井田 瑞江) pp. 193-209

III. 資料編

16. データクリーニングの概況 (松田 茂樹) pp. 213-228

個人情報保護関連 pp. 229-232

若年者用調査票

壮年者用調査票

高年者用調査票

訪問記録票・欠票調査票

第2次報告書(全4巻)

(2011.9.5)『第3回家族についての全国調査 (NFRJ08) 第2次報告書』日本家族社会学会 全国家族調査委員会.

[所蔵図書館 (NCID=BB02272294)]

いずれの巻も、まえがきの pp. i-vi は同一の内容:「第2次報告書刊行にあたって」「NFRJ08研究会について」

第1巻 田中重人・永井暁子 (編) 『家族と仕事』

[所蔵図書館 (NCID=BB06731633)]

  1. 西村 純子 . 乳幼児をもつ女性の就業の規定要因: NFRJ98,NFRJ03,NFRJ08 の比較. pp. 1-16. [NFRJ98] [NFRJ03] も使用
  2. 松井 真一 . 既婚女性の就業とサポート・ネットワーク: 多項ロジット・モデルによる就業形態とネットワークの比較分析. pp. 17-34.
  3. 乾 順子 . 正規就業と性別役割分業意識が家事分担に与える影響: NFRJ08 を用いた分析. pp. 35-54.
  4. 筒井 淳也 . 日本の家事分担における性別分離の分析. pp. 55-73.
  5. 松信 ひろみ . 共働き家庭における夫の家事・育児遂行に対する妻の満足度の規定要因について. pp. 75-88.
  6. 鈴木 富美子 . 既婚女性の就業パターンとワーク・ライフ・バランス: NFRJの10年間の変化とライフステージに着目して. pp. 89-109. [NFRJ98] [NFRJ03] も使用
  7. 裵 智恵 . 夫婦の働き方とワーク・ファミリー・コンフリクト: 夫婦の職業形態別にみたワーク・ファミリー・コンフリクトの規定要因. pp. 111-127.
  8. 内田 哲郎 . 家族役割の何が阻害されることが問題か: Work-Family Conflict を規定する家族役割の男女間の相違. pp. 129-141.
  9. Sigeto TANAKA . The Economic Situation of Those Who Have Experienced Divorce: The Gender Gap in Equivalent Household Income. pp. 143-163. [NFRJ98] [NFRJ03] も使用
  10. [資料] 第3回家族についての全国調査(NFRJ08)コード表. pp. 167-189.
  11. [資料] NFRJ08欠票調査票 コード表. pp. 191.
  12. [資料] NFRJ08研究会関連資料. pp. 193-200.

第2巻 田渕六郎・嶋崎尚子 (編) 『世代間関係の動態』

[所蔵図書館 (NCID=BB06732046)]

  1. 田渕 六郎 . 世代間居住関係の変容と規定要因: NFRJ08・03・98 の比較を通じて. pp. 1-14. [NFRJ98] [NFRJ03] も使用
  2. 大和 礼子 . 父との同居と母との同居: 規定要因はどう異なるか?. pp. 15-36.
  3. 施 利平 . 儒教文化圏の日中韓三ヶ国における世代間関係の一考察. pp. 37-64.
  4. 角 能 . 女性の老親扶養規範に関する実証的考察: ケアの理念と日常に注目して. pp. 65-82.
  5. 嶋崎 尚子 . 「相談のやりとり」からみた中期親子関係. pp. 83-102. .
  6. 田中 慶子 . 実親との関係良好度の規定要因. pp. 103-118. [NFRJ98] [NFRJ03] も使用
  7. [資料] NFRJ08 若年票: 28-47歳. pp. 119-144.
  8. [資料] NFRJ08 壮年票: 48-62歳. pp. 145-170.
  9. [資料] NFRJ08 高年票: 63-72歳. pp. 171-192.
  10. [資料] 訪問記録票・欠票調査票. pp. 193-196.

第3巻 福田亘孝・西野理子 (編)『家族形成と育児』

[所蔵図書館 (NCID=BB0673224X)]

  1. 賀茂 美則 . 父子関係の質とその規定要因の近年における変化について. pp. 1-16. [NFRJ98] [NFRJ03] も使用
  2. 澤口 恵一 . きょうだいの構成が初婚タイミングにあたえる効果. pp. 17-28.
  3. 品田 知美 . 母親の子どもに対するかかわり方はどう変化したか. pp. 29-46. [NFRJ98] [NFRJ03] も使用
  4. 島 直子 . 地域特性と男性の性別役割分業意識: 「非人口集中地区」居住の効果. pp. 47-62.
  5. 西野 理子 . NFRJにみるジェンダー意識の変遷. pp. 63-78. [NFRJ98] [NFRJ03] も使用
  6. 福田 亘孝 . 晩婚化は少子化をもたらすか?: 誤差相関モデルによるイベント・ヒストリー分析. pp. 79-94.
  7. 松田 茂樹 . NFRJからみた父親の育児参加の変容. pp. 95-104. [NFRJ98] [NFRJ03] も使用
  8. 山岸 貴子, 小林 奈美 . 子どものしつけに影響を与える家族の要因. pp. 105-118.
  9. 稲葉 昭英 . [再録] 全国家族調査の困難: 第3回全国家族調査の実現にむけて (家族社会学研究19(2)). pp. 121-128.
  10. 保田 時男 . [再録] NFRJ08における複数調査票の作り方 (家族社会学研究19(2)). pp. 129-136.
  11. 松田 茂樹 . [再録] 全国家族調査の質問項目の使用頻度 (家族社会学研究19(2)). pp. 137-144.
  12. 島崎 尚子 . [再録] <NFRJの確立>にむけて1: NFRJ08実施にあたって (家族社会学研究21(1)). pp. 145-148.
  13. 西野 理子 . [再録] <NFRJの確立>にむけて2: 家族パネル調査という新たな試み (家族社会学研究21(1)). pp. 149-152.
  14. 島 直子, 品田 知美, 田中 慶子 . [再録] <NFRJの確立>にむけて3: 調査項目の継承と新たな試み (家族社会学研究21(1)). pp. 153-162.
  15. 田中 重人 . [再録] NFRJ08標本抽出と調査実施 (家族社会学研究21(2)). pp. 163-168.
  16. 島 直子 . [再録] 妻の家計貢献が夫の性別役割分業意識に及ぼす影響: 夫の社会経済的地位による交互作用 (家族社会学研究23(1)). pp. 169-180.
  17. 島 直子 . [再録] 家計貢献が妻の性別役割分業意識に及ぼす影響: 夫の社会経済的地位による交互作用 (上智短期大学紀要 31). pp. 181-190.

第4巻 稲葉昭英・保田時男 (編)『階層・ネットワーク』

[所蔵図書館 (NCID=BB06732454)]

  1. 保田 時男 . マルチレベル・モデリングによるNFRJデータの分析方法: ダイアド集積型家族調査の有効活用. pp. 1-20.
  2. 平沢 和司 . きょうだい構成が教育達成に与える影響について: NFRJ08 本人データときょうだいデータを用いて. pp. 21-44.
  3. 荒牧 草平 . 学歴の家族・親族間相関に関する基礎的研究: 祖父母・オジオバ学歴の効果とその変動. pp. 45-60.
  4. 菅野 剛 . サポート・ネットワークにおける身近な家族の重要性の変化: 1998年-2008年の比較から. pp. 61-82. [NFRJ98] [NFRJ03] も使用
  5. 大日 義晴 . 有配偶者のサポート構造. pp. 83-98.
  6. 中西 泰子 . 老親扶養規範意識と地域特性: 地域の家族構造が及ぼす影響について. pp. 99-110.
  7. 金 貞任 . 既婚子の実親と義理親への非経済的サポート. pp. 111-130.
  8. 稲葉 昭英 . 親との死別/離婚・再婚と子どもの教育達成. pp. 131-158. [NFRJ98] [NFRJ03] も使用
  9. 保田 時男 . [資料] 追加クリーニングの概況. pp. 161-169.
  10. . [資料] NFRJ08データを用いた学会報告・論文等 (2011年7月末日時点). pp. 170.
  11. 稲葉 昭英 . [再録] NFRJ08のデータ特性: 予備標本・回収率・有配偶率 (家族社会学研究22(2)). pp. 171-176.
  12. 永井 暁子 . [再録] NFRJ08回答者の基本属性 (家族社会学研究22(2)). pp. 177-182.
  13. 稲葉 昭英 . [再録] NFRJ98/03/08から見た日本の家族の現状と変化 (家族社会学研究23(1)). pp. 183-192. [NFRJ98] [NFRJ03] も使用

その他の研究成果