福田 節也 (2003.5.22) 日本における離家決定要因の分析. 人口学アカデミー Working Paper.

Bibliographical Information

Category:
Other Kind of Paper
Number:
d116
Author:
福田 節也
Date:
2003.5.22
Title:
日本における離家決定要因の分析: ライフコースと個人の選好
Source:
人口学アカデミー Working Paper
Page:
URL:
http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~wada/WP1.pdf
Abstract:
本論文では,戦後における若年者の離家行動について考察した。はじめに戦後の離家傾向の推移について,性,出生コーホート別に考察を行った。その結果,日本における離家に,主に3 つの特徴が見出せることを明らかにした。その3 つとは①欧米や他のアジア諸国とは異なり,日本では男性の方が女性よりも早く離家をする傾向があること。②戦後における離家はおよそ90%が進学,就職,そして結婚といったライフイベントを理由に生起していること。③近年のコーホートでは離家が遅れる傾向にあることである。
そこで,ライフイベントによる影響を統制しても離家を促進もしくは阻害する要因が存在するのか,また離家行動に顕著な男女差をもたらしている要因は何かという2 点について仮説を立て,これを検証した。データにはNFRJ98 の個票データを用い,イベント・ヒストリー分析による離家決定要因の分析をおこなった。
分析の結果,ライフイベント以外にも離家に関する意思決定を規定している要因が存在していることが明らかとなった。また,離家行動に関する男女差は,性別役割期待や学歴と就業を巡る関係,さらに親の経済的地位と離家の関係等が性別によって異なることが原因であるとの知見が得られた。
Keywords:
離家,ライフコース,イベント・ヒストリー分析,NFRJ98
Note:
Relation:
Dataset:
[NFRJ98]
Created: 2012-02-20. Updated: 2012-03-28.

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