小葉 武史・安岡 匡也・浦川 邦夫 (2008) 夫の家事育児参加と出生率. 神戸大学経済学研究科 Discussion Paper, 0808. 0808:1-18

Bibliographical Information

Category:
Other Kind of Paper
Number:
d80
Author:
小葉 武史・安岡 匡也・浦川 邦夫
Date:
2008
Title:
夫の家事育児参加と出生率
Source:
神戸大学経済学研究科 Discussion Paper, 0808 || Kobe University Graduate School of Economics Discussion Paper
Page:
0808:1-18
URL:
http://www.econ.kobe-u.ac.jp/www-old/katudou/publication/paper/discussion/0808.pdf
Abstract:
本稿は,夫の家事育児参加が出産行動にどのような影響を与えるのか,また夫の家事育児協力がどのような要因によって決まるのかを考察する.既存研究では,女性の育児と仕事の両立が可能な環境にある場合,出生率と女性の労働参加率の間には正の関係があることが指摘されている.両立支援策としては保育サービスの整備や育児休暇取得の促進等が挙げられるが,夫による家事育児協力も重要であろう.実証分析の結果,明らかになった点は以下の点である.夫の家事育児協力は出生率と女性労働参加率の負の関係を変化させないが,出生率に対して一定の正の効果をもたらす.夫婦間の家事育児分担比率を決定するのは,基本的には夫婦間の労働市場における比較優位性(男女間賃金格差)であるが,育児分担については夫の時間制約が強く影響している.男性についての育児休業取得の推進など時間制約を緩和する政策は,夫婦間の家事育児分担比率を最適化する上で有効な施策であり,出生率を上げることも期待できる.
Keywords:
Note:
Relation:
Dataset:
[NFRJ03]
Created: 2012-02-20. Updated: 2012-03-28.

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