大和礼子 (2006.4) 夫の家事・育児参加は妻の夫婦関係満足感を高めるか?. 西野 理子, 稲葉 昭英, 嶋崎 尚子 (編)『第2回家族についての全国調査 (NFRJ03) 第2次報告書 No. 1: 夫婦、世帯、ライフコース』(日本家族社会学会全国家族調査委員会). 17-33

Bibliographical Information

Category:
NFRJ Publication
Number:
nfrj03_200601_1
Author:
大和礼子 || YAMATO Reiko
Date:
2006.4
Title:
夫の家事・育児参加は妻の夫婦関係満足感を高めるか?: 雇用不安定時代における家事・育児分担のゆくえ || Does Husbands’ Sharing of Housework and Childrearing Increase Wives’ Marital Satisfaction under the Economic Recession in the 1990s to the 2000s in Japan?
Source:
西野 理子, 稲葉 昭英, 嶋崎 尚子 (編)『第2回家族についての全国調査 (NFRJ03) 第2次報告書 No. 1: 夫婦、世帯、ライフコース』(日本家族社会学会全国家族調査委員会) || NISHINO Michiko, INABA Akihide, SHIMAZAKI Naoko (eds.) NFRJ03 Second Report No. 1: Wives and husbands, households, and life-course (Japan Society of Family Sociology, NFRJ Committee)
Page:
17-33
URL:
:nfrj03_2006_pdf/nfrj03_200601_1.pdf
Abstract:
本稿の目的は、①男性の雇用が不安定化し妻の非正規労働者としての雇用が進むという社会情勢の中で、夫の家事・育児分担について妻はどのように考えているのかを、妻の夫婦関係満足感を用いて分析すること、②その結果をもとに今後の家事・育児のあり方について考察することである。分析の結果次のことがわかった。育児期における夫の育児参加は、妻の夫婦関係満足感を高める効果があり、しかも育児のうち、収入貢献度が30%未満の妻においては夫が「子どもと遊ぶこと」が、また収入貢献度が30%以上の妻においては夫による「子どもの世話」が、妻の夫婦関係満足感を高めることがわかった。一方、夫の家事参加については、育児期においても非育児期においても、妻の夫婦関係満足感に影響を与えなかった。これらの結果から、今後の家事・育児のあり方について、次のような予想を示した。夫の育児参加については妻からの期待も大きく、夫もそのための時間をとるようにするであろう。しかし家事については、男性の雇用が不安定化し、女性の雇用は低賃金・不安定という状況が続くとするなら、家事の外部化によって家事の絶対量を減らし、それによって夫婦間における家事量のアンバランスを埋めるという方向で、家事が行われるようになるのではないだろうか。
Keywords:
家事分担,育児分担,結婚満足感,収入貢献度,雇用の不安定化
Note:
NCID=BA77244227
Relation:
| nfrj03_200601 |
Dataset:
[NFRJ98] [NFRJ03]
Created: 2012-02-20. Updated: 2012-03-28.

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