西村純子 (2006.4) ライフステージ、ジェンダー、ワーク・ファミリー・コンフリクト. 西野 理子, 稲葉 昭英, 嶋崎 尚子 (編)『第2回家族についての全国調査 (NFRJ03) 第2次報告書 No. 1: 夫婦、世帯、ライフコース』(日本家族社会学会全国家族調査委員会). 75-88

Bibliographical Information

Category:
NFRJ Publication
Number:
nfrj03_200601_5
Author:
西村純子 || NISHIMURA Junko
Date:
2006.4
Title:
ライフステージ、ジェンダー、ワーク・ファミリー・コンフリクト: ワーク・ファミリー・コンフリクトの規定要因と生活の質との関連 || Life Stage, Gender, and Work-Family Conflict : Determinants and Relationship with Quality of Life
Source:
西野 理子, 稲葉 昭英, 嶋崎 尚子 (編)『第2回家族についての全国調査 (NFRJ03) 第2次報告書 No. 1: 夫婦、世帯、ライフコース』(日本家族社会学会全国家族調査委員会) || NISHINO Michiko, INABA Akihide, SHIMAZAKI Naoko (eds.) NFRJ03 Second Report No. 1: Wives and husbands, households, and life-course (Japan Society of Family Sociology, NFRJ Committee)
Page:
75-88
URL:
:nfrj03_2006_pdf/nfrj03_200601_5.pdf
Abstract:
家族領域と職業領域にともに参加する個人について、双方への参加によって時間や労力の配分に困難を感じているかを把握する概念として、ワーク・ファミリー・コンフリクト(WFC/FWC)がある。本稿ではNFRJ03データを用いて、WFC/FWCの発生頻度、規定要因、および生活の質との関連について、ライフステージと性差に注目して分析を行なった。分析の結果、全体としてはWFCのほうがFWCよりも発生頻度が高かった。WFCは男性に高く、FWCは女性に高かった。ライフステージ別の発生頻度を比較すると、WFC/FWCとも、男女ともに「末子0-6歳」のステージが最も高く、子どもが成長したライフステージにある人ほど、発生頻度は低くなる傾向がみられた。規定要因については、WFCは性別・ライフステージを通して、労働時間が長いほど高い傾向がみられた。FWCは家族要因とはあまり明瞭な関連を示さなかった。WFC/FWCと生活満足度との関連は、ライフステージによって異なり、また同じライフステージにおいても性によって差異がみられた。女性の生活の質は、ケア役割の重さによって生じるWFC/FWCによって左右される。一方男性の生活の質は、ケア役割とそれによって生じるWFC/FWCには影響を受けていないようだった。むしろ経済的役割の重さや余暇生活の一部としての家族生活が職業生活と相容れないことが、男性の生活の質を左右している可能性が高い。
Keywords:
WFC,FWC,生活の質,ケア役割
Note:
NCID=BA77244227
Relation:
| nfrj03_200601 |
Dataset:
[NFRJ03]
Created: 2012-02-20. Updated: 2012-03-28.

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