嶋﨑尚子 (2006.4) 男性の性別役割分業意識. 西野 理子, 稲葉 昭英, 嶋崎 尚子 (編)『第2回家族についての全国調査 (NFRJ03) 第2次報告書 No. 1: 夫婦、世帯、ライフコース』(日本家族社会学会全国家族調査委員会). 125-137

Bibliographical Information

Category:
NFRJ Publication
Number:
nfrj03_200601_9
Author:
嶋﨑尚子 || SHIMAZAKI Naoko
Date:
2006.4
Title:
男性の性別役割分業意識: 家族関係・家族経験による形成過程 || Gender Role Attitudes of Married Men
Source:
西野 理子, 稲葉 昭英, 嶋崎 尚子 (編)『第2回家族についての全国調査 (NFRJ03) 第2次報告書 No. 1: 夫婦、世帯、ライフコース』(日本家族社会学会全国家族調査委員会) || NISHINO Michiko, INABA Akihide, SHIMAZAKI Naoko (eds.) NFRJ03 Second Report No. 1: Wives and husbands, households, and life-course (Japan Society of Family Sociology, NFRJ Committee)
Page:
125-137
URL:
:nfrj03_2006_pdf/nfrj03_200601_9.pdf
Abstract:
男性の性別役割分業意識は、状況適合的であり、かつ夫婦内での実績(勢力)関係を反映するといわれている。NFRJ03を用いて若年有配偶男女の意識の規定要因、形成過程を考察した結果、性別役割分業意識は、社会階層上の位置といった固定的な要因以上に、実態的な行動や経験が意識を規定していた。このことは、男性の性別役割分業意識が、実績主義、あるいは家庭の状況適合的であるという先行研究での知見に合致するものであった。しかし、NFRJ03データでは、実績主義を示す行動内容に関しては、夫婦内では自己の行動内容に即して性別役割分業意識が規定されており、先行研究で指摘されている配偶者の行動による直接的な効果はみられなかった。さらに、その本人の行動内容でとりわけ有意であったのは、男性では家事遂行比率、女性では収入比率、という広義の性別役割分業体制では想定されていない反対領域への参与度合いであった。
本分析では性別役割分業意識を、従来の「性別役割分業」のほかに、女性の「育児役割責任」と男性の「稼得役割責任」の2つの指標を加え多元的にとらえた。「育児役割責任」と「稼得役割責任」とは非対称性を示しており、意識の流動化という点では、「稼得役割責任」は「育児役割責任」以上にその進行が遅いことも明らかとなった。
Keywords:
性別役割分業意識,育児役割責任,稼得役割責任,性別役割分業意識の流動化
Note:
NCID=BA77244227
Relation:
| nfrj03_200601 |
Dataset:
[NFRJ03]
Created: 2012-02-20. Updated: 2012-03-28.

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