藤本 哲史 (2001.3) 働く親の就労特徴と子どもとの同伴行動. 渡辺 秀樹 (編)『家族生活についての全国調査 (NFR98) 報告書 2-2: 現代日本の親子関係 (Parent-child relations in contemporary Japan)』(日本家族社会学会 全国家族調査 (NFR) 研究会). 51-62

Bibliographical Information

Category:
NFRJ Publication
Number:
nfrj98_200102_4
Author:
藤本 哲史
Date:
2001.3
Title:
働く親の就労特徴と子どもとの同伴行動 || Impacts of Work Conditions on Parent-Child Contacts among Employed Mothers and Fathers in Japan
Source:
渡辺 秀樹 (編)『家族生活についての全国調査 (NFR98) 報告書 2-2: 現代日本の親子関係 (Parent-child relations in contemporary Japan)』(日本家族社会学会 全国家族調査 (NFR) 研究会)
Page:
51-62
URL:
:nfrj98_2001_pdf/2/051-062.pdf
Abstract:
本研究では、親の就労が子どもとの同伴行動の頻度に与える影響について探る。特に、(1)働く親の子どもとの接触頻度の男女差、(2)働く親の就労特徴と同伴行動頻度との関係、(3)同伴行動の男女差と就労特徴の男女差の関係、の3点を中心に分析する。NFRデータの分析では、一般的に「楽な仕事」と考えられている仕事が、必ずしも効果的に親子接触頻度を高めたり、労働日数や時間を低減するわけではないことがわかった。特に、家庭生活を優先するために選択されやすいパート・アルバイト職には、親子の接触を増加する効果はあまりないことがわかった。パート・アルバイトは、1ヵ月の労働日数や1日の労働時間を低減する効果はあるものの、その低減効果は親子の接触頻度を増加させるには不十分なようである。パート・アルバイトの労働時間は、正規従業員と較べて男女ともに1日あたり1時間程度しか低減されず、このわずかな低減分では親子接触の増加まで反映されない可能性が強いことが示された。また、働く親の子どもとの同伴行動頻度の男女差が、就労特徴の男女差によって説明可能かの問題については、本分析で用いた通勤時間、労働日数、労働時間、就労形態および職業といった就労特徴だけでは十分な説明がつかないことがわかった。重回帰分析の結果、男女間に就労特徴の格差がない場合であっても、子どもといっしょに夕食を食べたり、勉強や料理を教える頻度は女性の方が高いことが明らかになった。
Keywords:
親子関係,同伴行動,就労形態,男女格差
Note:
Relation:
| nfrj98_200102 |
Dataset:
[NFRJ98]
Created: 2012-02-20. Updated: 2012-03-28.

コメントは受け付けていません。