松田 茂樹 (2001.6) 夫婦の家事・育児分担の規定要因. 岩井 紀子 (編)『家族生活についての全国調査 (NFR98) 報告書 No. 2-3: 現代日本の夫婦関係 (Marital relations in contemporary Japan)』(日本家族社会学会 全国家族調査 (NFR) 研究会). 167-184

Bibliographical Information

Category:
NFRJ Publication
Number:
nfrj98_200103_11
Author:
松田 茂樹 || MATSUDA Shigeki
Date:
2001.6
Title:
夫婦の家事・育児分担の規定要因 || Determinants of Household Division of Labor in Japan
Source:
岩井 紀子 (編)『家族生活についての全国調査 (NFR98) 報告書 No. 2-3: 現代日本の夫婦関係 (Marital relations in contemporary Japan)』(日本家族社会学会 全国家族調査 (NFR) 研究会)
Page:
167-184
URL:
:nfrj98_2001_pdf/3/167-184.pdf
Abstract:
本稿では、NFR98を用いて、現代日本における夫婦の家事分担の規定要因を探った。多変量解析による分析の結果、次のことがらがあきらかになった。第一には、家事は<夫婦分業的>な性格が強く、育児は<夫婦協業的>な性格が強い傾向が強いことである。夫の家事遂行は妻が保有する経済的資源のパワーや性別役割分業意識に強く規定されるのに対して、育児遂行は夫の労働時間が長いために育児をすることが困難である場合に減少し、性別役割分業意識には強く規定されない。第二には、夫と妻の家事遂行の規定要因の差異であり、家事は妻が中心となって行うものであり、妻が担うことができない場合にのみ夫が行うという<代替的>な性質が強いことが明らかになった。また妻の労働時間が長くても、経済的な力があっても、夫が担う家事の量は少ないことから、家事労働の分配が極めて<硬直的>になされているとみられる。
Keywords:
家事労働,性別役割分業,規定要因
Note:
Relation:
| nfrj98_200103 |
Dataset:
[NFRJ98]
Created: 2012-02-20. Updated: 2012-03-28.

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