末盛 慶 (2001.6) どのような条件が父親と子どもの接触をもたらすのか. 岩井 紀子 (編)『家族生活についての全国調査 (NFR98) 報告書 No. 2-3: 現代日本の夫婦関係 (Marital relations in contemporary Japan)』(日本家族社会学会 全国家族調査 (NFR) 研究会). 197-210

Bibliographical Information

Category:
NFRJ Publication
Number:
nfrj98_200103_13
Author:
末盛 慶 || Kei Suemori
Date:
2001.6
Title:
どのような条件が父親と子どもの接触をもたらすのか || The Determinants of Frequency of Contacts of Father and Children
Source:
岩井 紀子 (編)『家族生活についての全国調査 (NFR98) 報告書 No. 2-3: 現代日本の夫婦関係 (Marital relations in contemporary Japan)』(日本家族社会学会 全国家族調査 (NFR) 研究会)
Page:
197-210
URL:
:nfrj98_2001_pdf/3/197-210.pdf
Abstract:
近年、父親研究に対する関心が高まっている。しかし先行研究の多くは、乳幼児に対する育児遂行を検討しており、もっと育ち上がった子どもに対する父親の関わりを扱った研究は少ない。そこで本研究では、ある程度育ち上がった子どもに対する父親の関わりに焦点を定める。具体的には、どのような条件において、父子間の接触が促進されるのかを明らかにすることが本研究の目的となる。
分析対象は、家族と同居する30歳以上60歳未満の有配偶男性775名である。分析の結果、大学卒で、管理職に就き、年収が高い父親ほど、子どもとの接触頻度が少ないことが明らかにされた。この結果は、父親の階層的地位によって子どもへの関わりが構造化されている可能性を示すものとして興味深い。加えて、夫婦関係が父親の子どもへの関わりに有意に関連することも確認された。以上から、父子間の接触頻度は、夫婦関係といった家族内要因とともに、父親の階層的地位といった構造的な要因によっても規定されていることが明らかになった。
Keywords:
父親,社会階層,夫婦関係満足度
Note:
Relation:
| nfrj98_200103 |
Dataset:
[NFRJ98]
Created: 2012-02-20. Updated: 2012-03-28.

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