立山 徳子 (2001.6) 都市度・親族ネットワークと家族意識・夫婦関係. 岩井 紀子 (編)『家族生活についての全国調査 (NFR98) 報告書 No. 2-3: 現代日本の夫婦関係 (Marital relations in contemporary Japan)』(日本家族社会学会 全国家族調査 (NFR) 研究会). 17-32

Bibliographical Information

Category:
NFRJ Publication
Number:
nfrj98_200103_2
Author:
立山 徳子 || Noriko Tateyama
Date:
2001.6
Title:
都市度・親族ネットワークと家族意識・夫婦関係 || Family Consciousness and Couple Relationship in terms of Urbanism and Kinship Network
Source:
岩井 紀子 (編)『家族生活についての全国調査 (NFR98) 報告書 No. 2-3: 現代日本の夫婦関係 (Marital relations in contemporary Japan)』(日本家族社会学会 全国家族調査 (NFR) 研究会)
Page:
17-32
URL:
:nfrj98_2001_pdf/3/017-032.pdf
Abstract:
本件急ではC.S.Fischerの下位文化理論にもとづき、都市度(居住地の都市規模)ならびに親族ネットワークによる家族意識・夫婦関係への影響を探るものである。分析では、家族意識として役割規範志向と愛情優先志向の2点を、また夫婦関係については夫婦同伴度、夫婦親密度、夫婦満足度の3点を従属変数とした。
具体的な分析手順として、1)都市度および属性と家族意識・夫婦関係の関連を確認し、また一方で2)親族ネットワークと家族意識・夫婦関係の関連の確認。そして最後に3)都市度、属性、親族ネットワークのすべてを一括投入した重回帰分析により相互の変数の影響力をコントロールした上で、それぞれの変数が持つ家族意識・夫婦関係への説明力を確認した。
その結果、1)都市度(都市規模)については、都市規模が大きくなるほど役割規範から解放され、他方で愛情優先志向が強くなるという興味深い結果を得られた。一方夫婦関係については都市規模の説明力はほとんど確認できなかった。2)親族ネットワークの説明力は全般的に家族意識、・夫婦関係ともに大きいとは言えなかった。3)その最大の理由としては、本研究のネットワーク変数が親族ネットワークに限られていたことによると推察される。4)ただその一方で、親族内部での微妙な説明力の差異も確認されたことから、下位文化理論あるいはパーソナル・ネットワーク研究がこれまでひとくくりにしがちであった親族ネットワーク内部の相互異質な性格を読みとる必要性が見いだせた。
Keywords:
都市度,パーソナル・ネットワーク,家族意識,夫婦関係
Note:
Relation:
| nfrj98_200103 |
Dataset:
[NFRJ98]
Created: 2012-02-20. Updated: 2012-03-28.

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