井上清美 (2005.5) 母親は誰の手をかりてきたのか?. 熊谷 苑子, 大久保 孝治 (編)『コーホート比較による戦後日本の家族変動の研究: 全国調査「戦後日本の家族の歩み」(NFRJ-S01) 報告書 No.2』(日本家族社会学会 全国家族調査委員会). 127-138

Bibliographical Information

Category:
NFRJ Publication
Number:
nfrjs01_2005_10
Author:
井上清美 || Kiyomi INOUE
Date:
2005.5
Title:
母親は誰の手をかりてきたのか?: 育児援助ネットワークの歴史的変化と影響要因 || Historical Change and Determinants of Child Care Support Network in Japan
Source:
熊谷 苑子, 大久保 孝治 (編)『コーホート比較による戦後日本の家族変動の研究: 全国調査「戦後日本の家族の歩み」(NFRJ-S01) 報告書 No.2』(日本家族社会学会 全国家族調査委員会) || KUMAGAI Sonoko, OHKUBO Takaji (eds.) NFRJ-S01 Report No. 2: Trails of families in post-War Japan (Japan Society of Family Sociology, NFRJ Committee)
Page:
127-138
URL:
:nfrjs01-2005_pdf/nfrjs01-2005inoue.pdf
Abstract:
育児援助ネットワークに関する先行研究は、母親が育児を介して取り結ぶネットワークの存在と、それを規定する要因を明らかにしてきた。本稿では、それらの知見をもとに、1945年から1994年に至る結婚コーホートを用いて、手段的育児援助ネットワークの歴史的変化の検証と影響要因について分析を行った。親族ネットワークについては、戦後から徐々に増大するが、1965年コーホートで減少し、その後は再び規模が拡大される傾向にあることがわかった。非親族ネットワークについても徐々に規模が拡大していることから、現在の母親たちは戦後に比べて多くの育児援助ネットワークを持つことが明らかになった。また、親族ネットワークと非親族ネットワークの代替効果について検証した結果、両者は代替的ではなく正の関係にあることが確認された。配偶者の育児サポートとネットワークについても正の関係が見られ、育児援助ネットワークについても、家族内部の緊密性と外部のネットワークは競合するのではなく、相補的な関係にあることが示唆される。
Keywords:
育児援助ネットワーク,親族ネットワーク,非親族ネットワーク
Note:
NCID=BA72185630. http://nfrj.org/nfrjs01_publishing.htm#NFRJS01_2005
Relation:
| nfrjs01_2005 |
Dataset:
[NFRJ-S01]
Created: 2012-02-20. Updated: 2012-03-28.

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