企画からデータ公開までの活動記録
第2回全国家族調査 (NFRJ03) は、NFRJ03委員会が実施しました。 この委員会は、NFRJ委員会の下部組織で、第2回全国家族調査実施を中心となって担う委員会です。 NFRJ03の名称が示す通り、この委員会は、2003年度に第2回全国家族調査を実施するために組織されました。 委員会メンバーが協力し合って、また分担し合って、調査デザインの検討、調査票の作成、委託会社との交渉など、 調査実施の実務を担ったものです。 第2回全国家族調査は、日本学術振興会の科学研究費補助金(平成12~15年度 基盤研究(A)(1)「現代日本家族のトレンド(趨勢)研究」研究代表者・渡邊秀樹(慶應義塾大学教授)課題番号13301012)の交付を受け、2003年末にサンプリング、2004年2月に実査を終了しました。
第1次報告書を2005年4月に刊行。 日本家族社会学会会員による共同利用により、第2次報告書 (2分冊) を2006年4月に刊行。 その後、東京大学社会科学研究所「SSJデータアーカイブ」(SSJDA) を介して データを公開しています (調査番号 0517)。
調査企画段階の2002年2月から、 NFRJ98検討委員会 を組織し、NFRJ98の成果と問題点を検討してきました。 その成果は、 NFRJ03調査実施計画案及び役割分担(2002年9月23日現在) をご覧下さい。
- 2001年
- 12月 スケジュール案の検討、NFRJ98検討研究会の組織化
- 2002年
- 2月 NFRJ98検討研究会開始(毎月研究会を開催)
- 5月 NFRJ03のあり方について検討
- 8月 NFRJ98検討研究会から検討の成果を報告
- 10月 NFRJ03実施計画の検討
- 12月 調査票の枠組みの検討
- 5月 NFRJ03のあり方について検討
- 2003年
- 2月 予備調査方針の検討
- 4月 本調査委託業者の決定
- 5月 サンプリング法検討
- 6月 予備調査票を決定・予備調査実施
- 8月 サンプリング法を決定・本調査票検討
- 9月 第13回日本家族社会学会大会でNFRJ98データの検討成果を報告
- 10月 本調査調査票を決定
- 11月 サンプリング実施
- 12月 本調査調査票作成
- 4月 本調査委託業者の決定
- 2004年
- 1月~2月 本調査実施
- 2月~10月 データ・クリーニング
- 9月 第14回日本家族社会学会でNFRJ03経過報告
- 11月~ 第1次報告書作成
- 2月~10月 データ・クリーニング
- 2005年
- 4月 第1次報告書刊行
- 4月 学会内共同利用開始・研究会の立ち上げ
- 8月6日 研究会開催
- 4月 学会内共同利用開始・研究会の立ち上げ
- 2006年
- 1月6-7日 研究会開催 (慶應義塾大学)
- 4月 第2次報告書刊行
- 7月ころ 個票データを東京大学社会科学研究所「SSJデータアーカイブ」で公開
- 4月 第2次報告書刊行