第3回全国家族調査 (NFRJ08)
第3回全国家族調査を2009年1月から2月にかけておこないました。
調査にご協力くださった対象者の方々に深く御礼申し上げます。
収集したデータによる刊行物として、第1次報告書 (調査概要と単純な集計結果と資料をまとめたもの) を2010年4月に刊行しました。
その後 日本家族社会学会会員のデータ共同利用 (NFRJ08研究会) による分析をおこない、2011年9月に
第2次報告書 (全4巻) を刊行しました。
そのほか、分析結果は学術論文あるいは学会報告などのかたちで報告されています。
NFRJ08による研究成果リスト
をごらんください。
NFRJ08 概要
- 調査名 (日本語)
- 第3回全国家族調査
- 調査名 (英語)
- National Family Research of Japan 2008
- 略称
- NFRJ08
- 調査実施者
- 日本家族社会学会全国家族調査委員会
- 実査委託先
- (社)中央調査社
- 経費
- 日本学術振興会 科学研究費補助金 2006-2009 年度 (KAKENHI #18203030)
- 調査時期
- 2009年1-2月
- 調査地域
- 日本全国
- 標本規模
- 9,400人 (回収数5,203人,回収率55.35%)
- 標本抽出
- 層化2段無作為抽出法
(都道府県(47) × 都市規模(3) で108層を設定、480地点を抽出。抽出された各地点の居住者の住民基本台帳によって、割り当てられた人数を等間隔抽出法で抽出。) - 調査方法
- 訪問留置法
- 備考
- 調査票は、対象者の出生年によって3種類 (1936~1945年生まれ,1946~1960年生まれ,1961~1980年生まれ) にわかれている。
回答者のうち、継続的な調査への応諾をくださった1881人の方を対象とするフォローアップ調査を今後実施していきます。
詳細は NFRJ-08Panel のページ をご覧ください。
NFRJ08 調査項目
- 対象者の基本特性 (問1-3)
- 離家 (問4)
- 就業状況、仕事と家族の関係、収入 (問5-6)
- 婚姻状況、配偶者との関係、姻族の属性 (問7)
- 家族に関する規範意識 (問8)
- 健康状態 (問9-12)
- 子との関係、妊娠・出産と就業 (問13)
- 親との関係 (問14)
- きょうだいとの関係 (問15)
- 義親との関係 (問16)
- 援助ネットワーク (問17)
- 世帯の情報 (問18-20)
[→ 詳細と調査票ファイル]
NFRJ08 実施スケジュール
- NFRJ08の調査項目を学会員から募集 (2007.10.15)
- NFRJ08実行委員会 開催(2007.12.28)
- NFRJ08実行委員会 全体研究会 (2008.1.5)
- 調査票についてプリテストを実施 (2008.5.10 および 5.17)
- NFRJ08実行委員会 開催(2008.9.7)
- 対象者抽出(2008.11.13 ~ 12.29)
- 事前協力依頼状投函 (2009.1.6)
- 調査実施 (2009.1.15 ~ 2.22)
- データ・クリーニング (2009.3~)
- 日本家族社会学会大会で調査結果を報告 (2009.9)
- 第1次報告書 を刊行 (2010.4)
- 日本家族社会学会内で共同利用研究 (2010 ~ 2011)
- 第2次報告書 を刊行 (2011.9)
- 東京大学社会科学研究所「SSJデータアーカイブ」 にデータ寄託 (2012)
NFRJ08 実施組織
活動状況:
- 実行委員会全体の活動
- デザイン班
- 調査票班
- サンプリング班