第1回研究会

NFRJ08研究会

2010年7月、NFRJ08研究会の第1回研究会を開催。NFRJ08研究会の趣旨や活動スケジュールについての説明、自己紹介のあと、1+3班と2+4班の二手にわかれて研究発表をおこないました。

日程と会場

日程:

2010年7月3日(土) 13:00~18:00(全体会+分科会); 18:30~懇親会
2010年7月4日(日) 9:30~12:00(分科会); 13:00~16:00(分科会)

会場:

首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス 会議室
(〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル12階 1202 室)
アクセス: http://www.daibiru.co.jp/tokyo/akihabara/

プログラム

分科会は、1班+3班と2班+4班のふたつにわかれて開催しました。 以下の報告タイトルは報告資料に基づいて記録しています。 タイトルが記載されていなかった場合、内容から類推して適当なタイトルをつけてあります。

7月3日

13:00-14:00 全体会

  • 開会の挨拶
  • 各自自己紹介
  • 稲葉昭英: NFRJ08研究会と今後のスケジュールについて
  • 田中重人: NFRJ08研究会に関する連絡事項
  • 永井暁子: 科学研究費補助金とトヨタ研究助成について
  • 西野理子: NFRJ-08パネル

14:00-15:30 全体会

  • 福田亘孝: 結婚と出産の変化と持続性:未婚化・晩婚化は少子化の要因か?
  • 田渕六郎: 世代間居住関係の変容と規定要因:NFRJ08・03・98の比較を通じて
  • 田中重人: 離婚経験者にみる等価世帯所得の男女格差とその要因:第1-3回全国家族調査データによる定量的分析

15:45-18:00 分科会

[1+3班分科会]
  • 内田哲郎: ワーク・ファミリー・コンフリクトの諸相
  • 赤川学: 有配偶女性の子ども数:地域差を中心に
  • 品田知美: 母親の子どもへのかかわりからみた家族の差異のありか:1998年/2008年の比較から
  • 賀茂美則: 父子関係の質:その歴史的変化と規定要因について
  • 澤口恵一: きょうだい数が結婚タイミングにもたらす効果のコーホート分析
[2+4班分科会]
  • 保田時男: NFRJのダイアド集積を活用したマルチレベル分析の構想
  • 菅野剛: サポートネットワークに関する記述的分析
  • 大日義晴: 結婚がディストレスに及ぼす影響
  • 山根真理: NFRJ08研究会に参加するにあたって:これまでの研究と問題意識
  • 高田洋: 援助と相談相手の分析

18:00- 懇親会

7月4日

9:30-12:00 分科会

[1+3班分科会]
  • 鈴木富美子: 既婚女性の再就職パターン:NFRJからみた既婚女性のライフコースの変化
  • 西村純子: 乳幼児をもつ母親の就業の規定要因:NFRJ03とNFRJ08の比較
  • 乾順子: 就業と意識は家事分担に差異をもたらすのか?
  • 永井暁子: 家族と地域性
[2+4班分科会]
  • 加藤彰彦: 日本家族の地域性:問題の所在
  • 中西秦子: 老親扶養規範意識の要因分析:地域特性と個人属性
  • 稲葉昭英: 結婚経歴と子どもの教育達成
  • 金貞任: 既婚の子どもの親と義理の親への経済的サポートの変容と影響要因:NFRJ08・03のデータを用いて
  • 荒牧草平: 学歴の家族・親族間相関に関する基礎的研究:祖父母・オジオバ学歴の効果に着目して

13:00-16:00 分科会

[1+3班分科会]
  • 松信ひろみ: 共働き夫婦における夫の家事育児遂行に対する妻の満足度とサポートネットワーク
  • 松井真一: 子どもの妊娠・出産による就業継続の要因分析:サポートネットワークの影響について
  • 島直子: 妻の就労が夫の性別役割分業意識に及ぼす影響:夫の経済的・社会的地位による交互作用
  • 山岸貴子・小林奈美: 家族機能と健康状態の関連について
  • 西野理子: 全国家族調査(NFRJ)にみる家族認知の動態
[2+4班分科会]
  • 平沢和司: きょうだい構成と教育達成
  • 嶋崎尚子: 近代的親子関係モデルのゆくえ:親子関係は脱制度化していくのか
  • 角能: 老親扶養規範の家族意識における位置づけの考察:夫婦間の『親性』に注目して
  • 田中慶子: 実親との関係良好度の規定要因とその変化

ファイル配布のみの参加

  • 大和礼子: 高齢者と成人子の同居
  • 松田茂樹: 父親の育児参加の変容
  • 施利平: 世代間関係における非対称性: 夫方と妻方の比較、きょうだい間の比較を中心に
  • 井田瑞江: 生活満足度の規定要因: 家庭生活の状況およびワークライフバランスの状況から
  • 高橋桂子: W→FCを媒介変数としたパスモデルの検討