NFRJ18研究会第3回全体研究会を開催しました。

NFRJ18第二次報告書の報告会となります。報告書の内容はこちらからご覧いただけます。

開催概要

日時

(1日目) 2022年2月20日(日) 10:00〜17:30

(2日目) 2022年2月21日(月) 10:00〜12:00

場所

オンライン開催(Zoom)

プログラム

1日目午前(2月20日 10:00〜12:00)

• ご挨拶
• 三輪哲, 全国家族調査にみる階層同類婚の構造と趨勢
• 平尾桂子, 家事の外部化――サービス利用の規定要因と家事頻度との関連
• 矢野裕子, 夫婦間の勢力関係が子どもとの関係に及ぼす影響 ―― ジェンダー意識の視点から
• 鈴木富美子, 夫の家事・子育て関与が夫の夫婦関係満足度にもたらす意味の変容 ――「家計の共同性」と「家庭の共同性」のバランスに着目して
• 田中重人, 離婚経験者の経済状況の性別格差――趨勢と規定要因
• 髙橋香苗, 妊娠先行型結婚であることによって親子関係に差異は生じるのか ―― 第一子の生まれたタイミングの違いに着目して
• 森村繁晴, 子育て負担感の経時的変化――子の出生順位および親のジェンダーによる比較分析
• 午前　終了

1日目午後1(2月20日 13:00〜15:00)

• 菅澤貴之, NFRJ08-18からみた児童虐待リスクの規定要因 ―― リスクの有無と高低に着目して
• 田中茜, ワーク・ファミリー・コンフリクトが子どもとの関わりに及ぼす影響
• 乾順子, 老親との同居意識の変化と規定要因
• 西村純子, 親子のかかわりの学歴階層間の差異 ―― 労働時間・家事頻度との関連に着目して#
• 永井暁子, 親の離婚が子どもに与える影響＃
• 田中慶子,NFRJ18における家族関係の「質」について#
• 金貞任, 在宅要介護者の家族の中で介護担い手は誰であるか ―― NFRJ18の家族の基本特性と伝統的規範意識に着目して
• 西野勇人, 実親に対する介護役割を子はどう想定しているか ―― きょうだい地位ときょうだい構造に着目して

1日目 午後2(2月20日 15:30〜17:30)

• 斉藤知洋, 中年未婚者の社会関係とメンタルヘルス――NFRJ98/ 08/ 18を用いた趨勢分析
• 大風薫, 中高年男女の孤独感――配偶関係、孤立に着目して
• 松井真一,親から成人子への非経済的支援におけるきょうだい効果#
• Youqi Ye-Yuzawa, The Relationship between Conjugal Relationships and Non-kin Networks: Based on the analysis of NFRJ18
• 稲葉昭英, 再婚の変容
• 釜野さおり, 同性間の婚姻の法制化に対する意識 ―― NFRJ18データを用いた予備的分析
• 大日義晴, 婚姻上の地位とディストレス

2日目(2月21日 10:00〜11:30)

• 多賀太, 夫婦外への家事委託と家事負担感
• 渡瀬典子, 晩ご飯をどうする――食事準備の簡略化と「食の外部化」
• 吉原千賀, 成人期のきょうだい関係と家族 ―― NFRJ18きょうだいダイアドデータによるマルチレベル分析
• 荒牧草平, ネットワークの参照が子育て態度に与える影響 ―― 性別と続柄による多様性#
• 吉田崇,若年層の家族形成と初婚継続の分析#
• 保田時男,きょうだいデータを追加した世代間援助の分析#

※プログラムは都合によって変更になる場合がありますので、予めご了承下さい。

謝辞

本研究はJSPS科研費JP17H01006の助成を受けたものです。