NFRJ08研究会

第3回全国家族調査 (NFRJ08; 2009年1月実施) について、日本家族社会学会内で共同利用をおこないます。 期間は、NFRJ08データがSSJデータアーカイブから一般公開されるまで (2012年を予定) です。 日本家族社会学会員であればどなたでも参加できます。

2011年9月に NFRJ08第2次報告書 を刊行しました。 研究会活動はこの第2次報告書刊行を持って終了しました。 ただし、データの一般公開までの間は、日本家族社会学会員による共同利用を継続します。 NFRJ08を分析する場合は、NFRJ08研究会に参加していただく必要があります。

権利と義務

NFRJ08研究会メンバーは、研究会の活動期間中、NFRJ08データを利用して分析をおこなうとともに、その成果を学会報告や雑誌論文などとして自由に発表することができます。 ただし、同時につぎの義務を負うことに注意してください。

  • NFRJ08研究会事務局あてに「第3回全国家族調査(NFRJ08)個票データ 2010年度学会内利用 (NFRJ08研究会用) 申請書」を提出し、申請書記載の「利用にあたっての誓約事項」を遵守すること
  • NRFJ08データ分析結果に基づく学会報告、論文等はすべてNFRJ08研究会事務局に報告すること。論文等はNFRJ08第2次報告書に再録する。
  • NFRJ08を用いて学会報告、論文執筆をする場合には、必ず次の一文をいれる。
    「第3回全国家族調査 (NFRJ08) データの使用にあたっては、日本家族社会学会全国家族調査委員会の許可を得た。」(日本語の場合)
    「The author gratefully acknowledge the permission for the use of the National Family Research of Japan 2008 (NFRJ08) data by the National Family Research committee of the Japan Society of Family Sociology .」(英語の場合)
  • NFRJ08第2次報告書に、1本以上の論稿を提出・執筆する(再録を含む)。
  • 研究会で途中経過ならびに最終結果を報告する。

班構成

つぎの4つの班にわかれて研究活動をおこなっています。

  1. ワークライフバランス/女性のライフコース (メンバー11人, 世話人=田中重人)
  2. 世代間援助関係・介護 (メンバー8人, 世話人=田渕六郎)
  3. 出生行動・育児・情緒構造 (メンバー13人, 世話人=福田亘孝)
  4. 階層・ネットワーク (メンバー11人, 世話人=稲葉昭英)

メンバー構成については 「研究会メンバー一覧」 をご覧ください

活動記録と今後の予定

2010年2月
メンバー募集
2010年4月1日(木) NFRJ08研究会 発足
メーリングリストを開設、NFRJ08データ (ver. 3) 配布
2010年7月3-4日(土-日) 第1回研究会(首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス)
4班合同で研究会を開催。NFRJ08研究会の趣旨や活動スケジュールについての説明、自己紹介のあと、1+3班と2+4班の二手にわかれて研究発表をおこなった。
2010年9月10日(金) 第1班「ワークライフバランス/女性のライフコース」 第2回研究会(関東学院大学 関内メディアセンター)
11:45-16:45 「夫婦間の分業と夫婦関係の質」「仕事と家庭の間で生じる問題」「女性の就業 (継続) とその要因」の3部構成で、それぞれ討論をおこなう。
2010年9月12日(日) 日本家族社会学会 (成城大学)
各班代表が テーマセッションおよびシンポジウムで報告
2010年12月18日(土) 第2班「世代間援助関係・介護」 第2回研究会(上智大学)
各自報告と討論
2010年12月18日(土) 第3班「出生行動・育児・情緒構造」 第2回研究会(上智大学)
各自報告と討論
2010年12月25-26日(土-日) 第4班「階層・ネットワーク」 第2回研究会(首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス)
各自報告と討論
2010年3月22-23日(火-水) 第1班「ワークライフバランス/女性のライフコース」 第3回研究会(駒澤大学会館246)
震災の影響などにより中止しました
2011年3-4月 班別に第3回研究会を開催予定
震災の影響などにより中止しました
2011年5月末 NFRJ08 第2次報告書への掲載論文の原稿締切
NFRJ08研究会メンバーはこの報告書に寄稿する義務あり
2011年7月23-24日(土-日) 研究報告会2011(日本女子大学 目白キャンパス 新泉山館 1階 大会議室)
NFRJ08 第2次報告書への掲載論文について、研究会メンバーが報告をおこなう。研究会メンバー外からも傍聴可能。
2011年9月 NFRJ08第2次報告書を刊行
これをもって研究会活動は終了するが、データ公開までの、学会員によるデータ利用については、引き続き、学会員共同利用という形式を継続する

研究成果

NFRJ08研究成果一覧をごらんください。

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