第1回全国家族調査 (NFRJ98) 刊行物

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目次

第1次報告書

日本家族社会学会 全国家族調査 (NFR) 研究会 (2000年7月)『家族生活についての全国調査 (NFR98) 報告書 No.1』日本家族社会学会 全国家族調査 (NFR) 研究会.

[所蔵図書館 (NCID=BA48414050)]

第1次報告書 PDFファイル

目次

まえがき

まえがき (渡辺 秀樹, 石原 邦雄)

I. 調査のねらいとデザイン

1. 全国家族調査の意義と経過 (正岡 寛司) pp. 1-5

2. 調査票の設計 (加藤 彰彦) pp. 6-9

3. サンプリングとデータの基本特性 (稲葉 昭英) pp. 10-17

II. 調査結果の概要

1. 対象者と世帯の基本属性 (木下 栄二) pp. 19-26

2. 親族と家族の認知 (藤見 純子) pp. 27-38

3. 家族キャリア (加藤 彰彦) pp. 39-49

4. 職業的地位 (嶋崎 尚子) pp. 50-57

5. 夫婦関係 (岩井 紀子) pp. 58-70

6. 親子関係 (渡辺 秀樹) pp. 71-82

7. 家族の看取りと介護 (大久 保孝) pp. 83-92

8. 親族内外の援助関係 (石原 邦雄) pp. 93-100

9. 家族に関する意識と健康意識 (清水 新二) pp. 101-107

III. 資料編

1. データクリーニングの概況 (稲葉 昭英) pp. 109-114

2. 基礎集計表 (澤口 恵一) pp. 115-185

第2次報告書(全7巻)

日本家族社会学会 全国家族調査 (NFR) 研究会 (2001)『家族生活についての全国調査 (NFR98) 報告書 No.2』日本家族社会学会 全国家族調査 (NFR) 研究会.

[所蔵図書館 (NCID=BA52385058)]

いずれの巻も、冒頭の「刊行のことば」「研究組織」は同一の内容

第1巻 加藤彰彦 (編)『家族形成のダイナミクス』 (2001.3)

[所蔵図書館 (NCID=BA52385047)]

  1. 安藤 由美. 成人期への移行出来事のタイミングと順序. pp. 1-42..
  2. 加藤 彰彦. 初婚タイミングに対する社会経済的地位の効果. pp. 43-79..
  3. 富吉 素子. 結婚と出産における時間関係. pp. 81-93.
  4. 白井 千晶. 第1子出生タイミングの規定要因分析に向けて. pp. 95-113.
  5. 福田 亘孝. 第二子・第三子出産タイミングの変動要因. pp. 115-144.

第2巻 渡辺 秀樹 (編)『現代日本の親子関係』 (2001.3)

[所蔵図書館 (NCID=BA52618655)]

  1. 保田 時男. 中期親子の援助行動に対するきょうだい構成の影響. pp. 1-14.
  2. 金 恵媛. 高齢者扶養と親子関係. pp. 15-33.
  3. 田渕 六郎. 成人子と親の同居を規定する要因. pp. 35-49.
  4. 藤本 哲史. 働く親の就労特徴と子どもとの同伴行動. pp. 51-62.
  5. 品田知美. 母親の就業と子育て. pp. 63-75.
  6. 神原 文子. 配偶関係の違いにみる親と子. pp. 77-90.
  7. 西村 純子. 家族構造と家族生活ストレーン. pp. 91-110.
  8. 高田 洋子. 「自営業主」世帯と親子関係. pp. 111-133.
  9. Yoshinori KAMO. Determinants of The Quality of Psychological Relationship between Parents and Children in Japan. pp. 135-148.

第3巻 岩井 紀子 (編)『現代日本の夫婦関係』 (2001.6)

[所蔵図書館 (NCID=BA53222070)]

  1. 廣嶋 清志. 夫婦年齢差と性別役割分業意識. pp. 1-16.
  2. 立山 徳子. 都市度・親族ネットワークと家族意識・夫婦関係. pp. 17-32.
  3. 土倉玲子. ディストレスと結婚満足度. pp. 33-38.
  4. 松田 茂樹. 性別役割分業と新・性別役割分業. pp. 39-57.
  5. 稲葉 昭英. 夫婦間サポートのパターンと発達的変化. pp. 59-70.
  6. 施 利平. 家族の愛情は誰によって支えられているのか. pp. 71-86.
  7. 松岡 英子. 配偶者間の職業の組み合わせとその影響. pp. 87-102.
  8. 百瀬 靖子. 結婚満足感から家族の親和感を探る. pp. 103-130.
  9. 篠崎 正美. 農業者の抑うつ・家庭の悩みと夫婦の伴侶性. pp. 131-147.
  10. 石井 クンツ 昌子. 日本の共稼ぎ結婚における男性の家事と家族ネットワークについて. pp. 149-166.
  11. 松田 茂樹. 夫婦の家事・育児分担の規定要因. pp. 167-184.
  12. 永井 暁子. 夫の育児遂行の要因. pp. 185-195.
  13. 末盛 慶. どのような条件が父親と子どもの接触をもたらすのか. pp. 197-210.
  14. 岩井 紀子. 高年齢層の夫婦における夫の家事参加. pp. 211-248.

第4巻 清水 新二 (編)『現代日本の家族意識』 (2001.6)

[所蔵図書館 (NCID=BA53222707)]

  1. 清水 新二. 序論 日本家族社会学会全国家族調査「家族意識研究班」とその研究成果. pp. 1-8.
  2. 熊谷(松田) 苑子. 親子関係に関する家族意識. pp. 9-21.
  3. 藤井 廣美. 心身の健康意識度の現状とその要因. pp. 23-46.
  4. 清水 新二. 配偶関係、ジェンダーと心身的ディストレス. pp. 47-66.
  5. 菊澤 佐江子. 自己報告ディストレス尺度構造の日米比較. pp. 67-80.
  6. 野々山 久也. 家族ライフスタイルの重層化に関する仮説構築. pp. 81-96.
  7. 春日井 典子. 主観的家族境界からみる親子ライフスタイル. pp. 97-110.
  8. 片岡 佳美. 妻の家族ライフスタイル選択の自由について. pp. 111-120.
  9. 中里 英樹. 高齢者による子との居住関係の選択とその規定要因. pp. 121-139.
  10. 木下 栄二. 短縮版CES-Dの短縮へ. pp. 141-154.
  11. 田中 重人. 無効回答の発生. pp. 155-179.

No. 2-5 藤見 純子 (編)『認知された家族ときょうだい関係』 (2001.9)

[所蔵図書館 (NCID=BA53584515)]

  1. 藤見 純子. 祖父母を含む家族認知. pp. 1-19.
  2. 西野 理子. 認知される家族の範囲と世帯. pp. 21-34.
  3. 西野 理子. 家族認知の条件—最年長のきょうだいへの認知の分析. pp. 35-48.
  4. 澤口 恵一. きょうだいにおける家族認知とライフステージ. pp. 49-67.
  5. 安達 正嗣. 高齢者のきょうだい関係の日米比較にむけて. pp. 69-82.
  6. 平沢 和司. きょうだい数・出生順位と学歴. pp. 83-97.

No. 2-6 石原 邦雄, 大久保 孝治 (編)『現代家族におけるサポート関係と高齢者介護』 (2001.9)

[所蔵図書館 (NCID=BA53585686)]

  1. 菅野 剛. 社会階層とソーシャル・サポートの関連についての分析. pp. 1-20.
  2. 山西 裕美. 年齢別サポートネットワークの構造. pp. 21-33.
  3. 杉井 潤子. 感情的依存欲求および介護期待におけるサポート・リソースの選択的認知. pp. 35-52.
  4. 大和 礼子. なぜ女性は“多様な"介護ネットワークを持つのか?. pp. 53-78.
  5. 保坂 恵美子. 高齢者介護におけるジェンダー構造. pp. 79-105.
  6. 吉良 伸一. 家族の地域的特性と親の介護・看護. pp. 107-118.
  7. 佐藤 友香, 杉岡 直人. 親の介護経験からみたインフォーマル関係の特質. pp. 119-134.
  8. 菊池 真弓. 高齢者世帯の老親扶養に関する一考察. pp. 135-152.
  9. 大久保 孝治. 彼女たちはどの親を介護したか. pp. 153-168.
  10. 佐藤 友光子. 出生順位と介護経験. pp. 169-187.

No. 2-7 嶋崎 尚子 (編)『家族と職業』 (2001.9)

[所蔵図書館 (NCID=BA53586612)]

  1. 嶋崎 尚子 (編). 夫婦の就業構造の地域特性. pp. 1-23.
  2. 吉田 悟, 南 隆男. 「家族領域から仕事領域への葛藤」の規定要因と女性の就業行動との関係. pp. 25-39.
  3. 木村 好美. 「過去の職業」と老後の生活. pp. 41-54.
  4. 嶋崎 尚子. NFR98結婚・出産による就業変化に関する調査項目の検討. pp. 55-78.
  5. 渡辺秀樹. NFR98の思想. pp. 79-88.

NFRJ98企画・実施段階の刊行物と研究成果

  • 日本家族社会学会 全国家族調査研究会『NFRレター』(1995, 1996, 1997, 1999 の4回発行)
  • 「特集:全国家族調査」
    『家族社会学研究』13(1)
    : pp. 3-58. (2001.9) — 要旨と全文PDFファイルを提供

    1. 渡辺 秀樹 「特集に寄せて」 pp. 5-7
    2. 石原 邦雄 「NFR98と現代日本家族の分析:中間的成果と今後の課題」 pp. 9-20
    3. 正岡 寛司 「家族変動と新しいスタイルのデータ:「全国家族調査」(NFR)研究の発進」 pp. 21-33
    4. 西野 理子 「データ・アーカイブの視点からみたNFR98」 pp. 35-45
    5. 加藤 彰彦 「未婚化・社会階層・経済成長」 pp. 47-58

その他の研究成果